top of page

死にたいって言葉は本当に薄っぺらくて好きではないのだけれど、
私はそれに近いものを、ずっと抱いて来たんだと思うんだ。
私は絶望の怪異だ。絶望して生きてきた。だから幸せになる権利はない。幸せになってはいけない。 私はあの女を殺した。
唯一、私を愛してくれた女を手放した。
アナスタシア、ごめん、ごめんな。君を愛していたんだ。なのに私はそれから目を背けたんだ。君を突き放したんだ。故に私は永遠の罪人だ。
もう、幸せにはなれない。君のもとへは、もう逝けない。

私は悪だ。嫌われるために生きてきた。それがわたしにとって、一番心地の良いものであるはずだった。
なのに君はどうして、そんな私を愛してくれたんだ?
bottom of page